令和6年も無事終わりを迎えました
本日28日をもって令和6年の業務が終了しました。今年を振り返りますといろんな事がありましたが、印象に残るのは新しい案件へ挑戦したことです。【残土の処分】を拡張しようとすると必然的に【残土の引取り回収処分】が含まれることになります。そこに加えて、土の掘削工事や砕石の敷均しなどの工事依頼も多くありました。工事を任せていただくと、通常の残土処分費用や砕石費用に加えて作業費用や人件費が加わるため、費用は高くなります。それでも「費用をかけてでもきれいにしたい」「自分ではさすがに手の施しようがない」というのが依頼の増えた一因ではないかと思います。
今はYouTubeで調べたりすれば、個人や素人でもちょっとした工事ができるような環境が整っています。その反面“クオリティ”という点に関して言えば、やはり我々のようなプロフェッショナルにまかせていただく方が高くなるかと思います。使い古された言葉ですが、高い費用対効果が得られるということです。
昨今はコスパ・タイパなどという言葉が独り歩きして、なんでもかんでも安く!早く!という風潮をあちこちで感じます。少し立ち止まって考えてみれば分かるのですが「安かろう、早かろう」というのは必然的に質を犠牲にします。もちろん価格以上の質を発揮しているモノやサービスもありますが、大半は価格=質のバランスが成立していると思います。個人的には、コスパを求めるのは本当に自分が欲しい結果なのか?という問いを掛けるようにしています。当然、資源(この場合は時間とお金)は無限ではありませんから意識することは大切です。慌ただしいこの時代だからこそ、一方に寄りすぎないバランスを大切にしたいところです。
日用品などは低価格のものでいいでしょうが、さすがに家などの建築物は他人の目にも触れるためお金を払う価値はあるとは思います。その期待に答えるために、我々は知識と技術の向上に励むのは言うまでもありません。
普段なかなか馴染みのない残土や砕石は、価格のイメージがつかないと思います。実際に、ハウスメーカーさんや外構業者さんの見積もりを見て不安になってお問い合わせをいただくこともしばしばです。業界人からすれば適正価格でも、一般の方にとってはぼったくりでは?と疑いたくなるのでしょう。弊社への依頼の有無に関わらず、丁寧親切に対応することは回り回って結果的に自分が豊かになるというのを感じた年でもありました。
世界は日々刻々と変化しています。今日の常識が明日は反対になっているぐらいに、今の時代の流れは早いです。慌ただしさに巻き込まれなうように手綱をしっかり握って来年も望みたいと思います。
以上を持ちまして令和6年最後の投稿になります、ありがとうございました!