令和7年 新年を迎えて
新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。厳しい経済状況の中、皆様におかれましても様々なご苦労があったことと存じます。
近頃は国内国外を見回してみても暗いニュースが多く、日本人の大谷選手がアメリカで活躍!というのが誰が聞いても分かる明るいニュースと呼べるのかもしれまん。しかし厳しい見方をすると『大谷選手の活躍とわれわれの暮らしは相関関係にない』ということです。大谷選手がホームランを打っても盗塁を決めても、仕事で契約を受注できたり、家庭の支払いが楽になることはありません。たしかに“気分”という点では「いつもよりモチベーションが上がって高いパフォーマンスを発揮できた」と感じることはあるかもしれませんが、やはりニュースなどに左右されることなく自己をしっかり確立することが大切です。大谷選手がわれわれに問いかけているのは【継続して結果を出し続けるための日々の積み重ねの大切さ】ではないでしょうか。
『百年の計は一日の行い』という言葉があります。これは、長い間の計画はその日の行動によって左右されるという意味です。私どもの建設業に限らず仕事というものは、一朝一夕で物事が進むということがなく、常日頃からの積み重ねが大きな成果に繋がります。実際に起った事例を参考にして危険に対する意識を高めておくことで事故やトラブルを未然に防ぐ事が出来たり、日々進化するテクノロジーへの感度を高めておくことでより迅速で確実なサービスの提供が可能になります。階段を登って行くのと同じように段飛ばしで上がっていこうとすると、途中で息切れしたり躓いて転んでしまいます。
焦らずに着実に一歩一歩、歩みを進めていきたいと思います。
新年を迎えて気持ちも新たに、今年も皆様に喜んでいただけるようにスタッフ一同力を合わせて邁進してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。