倉庫敷地内の補修工事

愛知県の運送会社様から「大きな水たまりの出来る凹みをどうにかしたい」というお問い合わせが入り、まずは問題のある箇所の写真を送って頂きました。ちょうど倉庫と駐車場の切れ目の部分でリフトなどが行き来して、どんどん穴が大きくなっているとのことでした。実際に現地へ飛び、直径2ｍ深さ15ｃｍほどの穴を前にして担当者の方と打ち合わせをしていきました。
現状に合わせてアスファルトで部分補修をすればきれいに補修は出来ますが費用は高くなります。反対に、穴を埋めるのに砕石を使えば費用は安く抑えることはできます。が、やはりアスファルトに比べて耐久性という点で劣ります。究極の選択に近いような状況の中で、今回は費用を優先して砕石で補修することで決まりました。
　工事日は水たまりに水がない状態の日を狙っていたところ、1周間ほど晴れが続く週末に決行です。穴の大きさから必要な砕石の量を計算ですが、地面の穴などはきれいな球状ではないために苦労しました。少し多めに積んでいきました。今回のポイントは、ひたすらに価格の安いものを追求すればRC-40(リサイクル砕石)という選択肢もあったのですが、価格は少し高くなりますが舗装された地面の色に合わせたC-40(クラッシャーラン)のグレーを使ったところです。そして耐久性を上げるための2回に分けて転圧をし、砕石をしっかり固めておきました。これで穴に気を取られることなく作業していただけると思います。多めに持っていった砕石はまた凹んできたときの補修用に、と敷地内の一画に降ろして今回の工事は無事完了です、ありがとうございました。

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