土のう袋に土を詰める際の注意点

2025/7/18(金)

当社では、ご家庭などから出る不要な土の処分を承っております。その際は、専用の土のう袋に土を詰めていただくことをお願いしております。土のう袋は普段あまり触れる機会がないため、「どれが土のう袋?」「似た袋との違いは?」と疑問に思う方も多いでしょう。以下に、土のう袋の特徴と購入時のポイントを説明します。

土のう袋とは
土のう袋は、土や砂、砂利を詰めるための丈夫な袋で、以下のような用途で使われます。
• 土木工事:護岸工事、土砂崩れ防止、仮設の壁やバリケード。
• 災害対策:洪水や土砂災害時のバリア。
• 農業・造園:土や肥料の運搬、土留め。
• その他:テントや看板の固定用重し。

土のう袋の特徴
• 材質:ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)が一般的。丈夫で耐水性あり。
• サイズ:一般的に40×60cm程度。土を詰めやすく、運びやすい。
• 構造:口が広く、紐で縛るか折り曲げて閉じるタイプ。

類似の袋との見分け方
土のう袋に似た袋(ゴミ袋、米・肥料袋、ガラ袋)との違いを以下にまとめます:
1. ゴミ袋
・薄いポリエチレン製で、土を入れると破れやすい。
・透明または半透明が多く、土のう袋より耐久性が低い。
2. 米・肥料袋
・紙製やプラスチック製で、商品名や容量(例:10kg)が印刷されている。
3. ガラ袋(がれき袋)
• 建設現場でがれきや廃材を入れる袋。土のう袋と材質や見た目が似ている。
サイズが大きい(例:60×90cm)ことが特徴。
• 茶色が多いが、土のう袋は白や緑が一般的。

特にガラ袋に注意が必要です。土のう袋と形状が似ていますが、ガラ袋は大きく、土を詰めすぎると運搬が困難になります。土のう袋は、土を測りやすく運びやすいサイズ(40×60cm程度)が適しています。

土を詰める際の注意
• 土のう袋に土を詰める際は、全体の2/3程度を目安にして閉じてください。(縛らなくてOKです)
• 大きすぎる袋(例:ガラ袋)を使うと、運搬が難しくなるため避けてください。
• 「土のう袋」と明記されたものを選び、用途に合ったサイズ・材質を確認してください。

まとめ
不要な土の処分には、適切な土のう袋(40×60cm程度、ポリプロピレン製など)を使用してください。ゴミ袋やガラ袋、米袋と間違えないよう、サイズや材質、記載を確認しましょう。適切な袋で準備いただければ、スムーズに処分を進められます。ご協力をお願いいたします。

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