残土搬出工事の現調(現地調査)
来週から始まる残土処分工事の現場へ現地調査へ行って参りました。岐阜市内から150㎥ほど排出予定です。このエリアの土質は粘土質なので、いつも搬出先探しで苦労します。いつもことながら事前に確認を行い『粘土質じゃなかったらラッキー！』ぐらいに気持ちを楽に構えないとプレッシャーで押しつぶされてしまいます。そんなこんなで現場に赴くと、現場の担当者の方が前工程の監督をしておられお会いすることが出来ました。
排出残土の数量があるうえに工期も短いので、大型10ｔダンプを使用します。そうなると周辺区域の道路情報や現場への進入経路などを事前に確認します。どこの工事現場もそうですが、大型ダンプでの運搬作業は特に配慮が必要になります。住宅街の中にある道路を走行すので驚かれる方も多いです。また工事現場というのは必然的に地面(足場)が土であることが多いため、道路に土のついたタイヤ跡を残すとクレームが発生します。行程だけ見れば、ただ土を積んで運ぶだけなのですが配慮すべき点は他の職業の方と同様に非常に多いです。
工事当日のダンプの動きを確認したら最後は土の質の確認です。粘土質の残土のでるエリアではありましたが、写真のように問題はありませんでした。ただこの時期は梅雨ということもあり、降る雨量によっては土質がまったく変わってしまうので天気予報とにらめっこになります。担当者の方曰く「工事の後工程が迫っており、どうしても指定の日時で排出を完了しなければならない」ということなのでそれに見合う残土の処分先の段取りに入りました。やることをやったら後は無事に残土の排出工事が進むことを祈るだけです。
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