残土処理に関する知識
2015/4/24(金)
土木工事や建築工事により構造物を造る場合、大抵の場合その工事の当初に地面を掘削することになります。そして構造物を造った後に土で埋め戻しを行います。この際、構造物を造ったために、埋め戻しをしても余剰の土砂が出ることになります。これが建設発生土(残土)です。
かつては敷地内で掘削した土砂は場外(当該敷地外)処分とし、次いで埋め戻しに用いる土として新規購入した山砂などを充てていました。土砂の搬出処分と新規購入の2重の経費を掛けていたことになります。このため、結果的には建設工事による余剰発生土が定量的に新規需要の量を上回りました。残土処分や残土処理を行うと費用や経費も高くなりますので、やはり埋立工事などでの流用が望まれると思います。